プレジデント椿の評判・口コミ

40代女性（中古で購入し、現在も居住している）    

満足①：海が目の前で、景色が良い

昭和40年代に立てられた今でも和歌山で一番高い高層マンションです。リゾート地の先駆けとして竹中工務店が当時の技術を駆使して立てたバブルマンションと呼ばれていて、岬から突き出た岩盤の上にそびえたっています。北側は白浜の半島が見渡せ、1日3便の白浜空港から離着陸する飛行機が頭の上を通過します。南側は日当たりも良く、海風が直接入らない安全設計になっているので、海側からの突風がある日でも窓を開けて過ごすことができます。築年数は古いですが、非常にきれいに整備され、日本の広大な自然の中に暮らすことができる最高に見晴らしの良い立地です。毎日2便、買い物と駅への送迎があり、車を乗らない年配の方にも生活がしやすい環境が整っています。

満足②：静かで過ごしやすい

椿は200世帯しか住んでいない非常に小さな村落です。40年前は湯治客や温泉へハネムーンなどでにぎわいがあったそうですが、現在は過疎化がすすみ村の平均年齢は60歳を超えています。マンションの住人も70％以上が年金生活を送る人たちで、近郊の大阪、奈良、和歌山市内に実家を構えて、このマンションには温泉とリゾートを楽しみに訪れる人がほとんどです。常時生活をしている人はほんの一握りで、夏休みやお正月に込み合うほかは、マンション内は貸し切り状態でとても静かです。マンションのすぐ後ろには42号線が通っていますが、普段車の音は聞こえません。窓を開けているので、波の音が1日中聞こえ、とてもリラックスします。

不満①：理事会の管理が不適切な状態になっている

マンションの理事会は2年を最大に、住人の立候補と投票で決まります。理事会のメンバーは監事を含めて10人。しかし、普段から住人が居住していないため、修理費や修繕費に使われるお金は経理報告に数字としてあがるものの、実際認識している人はわずかでしかありません。若い世代のオーナーは、理事会には興味がなく、第一次募集でこのマンションを買ったゼネコングループの関連の人が理事会を牛耳っています。何年か前にマンションの外装工事が行われた際、1億の見積もりの内、実際に外装に使われたのは6千万で残りは当時理事会だった会長と副会長らのポケットに入ったことが分かっています。このことは裁判にもなり、今も工事関係側との決着がついていません。それというのも当時の関係者は全て辞職しており、理事会が証拠隠ぺいのために資料を全て処分したからです。このようなケイオスは現在も続いており、解決策が見当たらない状態です。

不満②：館内放送がうるさい

事務所からの緊急連絡や、呼び出しは全体の館内放送で行われます。例えば、車の移動や忘れ物、温泉の時間の変更など、早い時は朝の7時、遅い時は夜の9時を回っても館内放送が流れます。うちの部屋だけとめてほしいと要求しましたが、これは緊急連絡用に接地されたものなので、皆さんに聞いていただく必要があると管理人に指示されました。お風呂の時間の案内なら、温泉に1枚紙を貼っておけば、わかる話で道のど真ん中に車を停車しない限り、通り抜けの道があるわけでもないので、度々放送する必要もないといらだつときがあります。

満足度： 満足

こんなに自然環境が豊かで静かな場所は他にはないと思います。大阪や奈良、京都までも２，３時間で行ける範囲だし、さらに那智勝浦や竜神など三重県へのアクセスも非常に便利です。近年流行の熊野古道もすぐそばにあって、歴史に触れることもできます。都心のど真ん中では味わえないスローライフが満喫できる最高の条件がそろっています。