体験談「付近の学校の騒音やヤンキーのせいでマンションを購入を後悔…」



今回の事例は20代半ばの頃に中古マンションを購入したAさん(現在20代後半・女性)です。Aさんはセールスマンの言われるがままにマンションを購入、ローンを組みましたが、いざ住んでみると後悔の連続だったそうです。

営業マンに勧められて中古マンションを購入

夫も私もまだ20代半ばの時に、当時住んでいた賃貸マンションに訪問してきたセールスマンに言いくるめられて、2LDKの中古マンションを購入しました。

今思えば浅はかな行動だったと思いつつ、その時はすぐの返事を求められて契約してしまいました。これから東京オリンピックがあるのでマンションの価格もどんどん上がっていき、実質無料で住むことができるというセールストークでした。

しかし、いざ住み始めてみて後悔の連続です。風通しが悪い、北向きで部屋が寒い、暗い、その上収納が少ない、などなど。特に嫌なのが二中窓を開けていると近くの中学校の校庭から土が舞い上がって部屋の中が汚れたり洗濯物に付着したりすることです。近くにコンビニがあるのですが、深夜にヤンキーがギャーギャー騒いでいることもあります。また挙句の果てに、先日管理費や修繕費も上がりました。まるでタイミングを見計らったかのようです。。

ローンの返済が苦しい・・・

世間ではアベノミクスとか言っていますが、夫の給料は会社の業績が傾いて減額され、ローンを返済するのも一苦労な状況です。

夫の収入は額面で35万、そのうちオートローンと住宅ローン、管理費・修繕費、駐車場代で16万円が飛んでいきます。ボーナスは雀の涙ほどしかもらえません。マンションのローンは購入時2000万円から開始して、まだ1800万円ほど残っています。

これじゃあまりにも生活が苦しいということで、引っ越しを視野に不動産査定のサービスに登録してみたところ、提示された金額は1850万円。しかしこれも件数を獲得するための見せ金のようなものだったようで、いざ売りに出してみると全く売れず、1500万円でも買い手がつきませんでした。結局セールスマンの言うように無料で住めるなんて夢だったのです。

購入時にきちんと考えておけばよかったと後悔する毎日です。お金のことを考えるのが苦手で考える作業をなにかと後回しにしてしまったツケがきてしまったようです。

これから中古マンションを購入する人にアドバイス

これから中古マンションを購入される方は、きちんと購入する前に部屋の状況と周辺環境をチェックしてください。日当たりや収納の量は内見時に確認ができますし、周辺環境は同じマンションの住民にインタビューすればわかります。こんな些細な行動の積み重ねがマンション購入をギャンブルにしないポイントだと思います。