二子玉川ライズタワー&レジデンスの評判・口コミ

40代女性（中古で購入し、現在も居住している）

評価：★★★★☆( 満足 )

満足：駅や商業施設に近い

二子玉川駅から徒歩8分、二子玉川ライズまで5分、玉川高島屋まで10分の立地で。東京の他の都市に行かずに二子玉川の中で色々なものが購入できます。スーパーもライズの中に東急ストアと成城石井が入っています。諸々の病院も二子玉川にあるので大変住みやすいと思います。車を所有しなくても、ほぼ全てのことが二子玉川で完結するといっても過言ではありません。幼稚園、小学校、中学校も比較的近いので安全だと思います。

不満：災害時に不安

東京にあるその他の高層マンション全てに言えることだと思いますが、地震などの災害時のことを思うと不安があります。3.11の時にはエレベーターが止まりました。高層階に住んでいるため、降りるだけで足がガクガクになりました。子供が学校にいる間に災害が起きて迎えに行かなくてはならなくなった時、エレベーターが止まってしまったらどうしたらいいかは高層マンションの課題ではないかと思います。高齢の方もたくさんお住まいなので特に感じます。

50代女性（新築で購入し、現在も居住している）

評価：★★★☆☆( ふつう )

満足：駅に近い、買い物しやすい

駅までは10分以内で、バスでも各方面に行けます。駅周辺には高島屋、ライズショッピングセンターがあります。高島屋内には明治屋もあり、デパ地下もあります。ライズ内には成城石井、東急ストアがあり、日々の食料品が買えます。コスメ、洋服、文房具などもとても充実しています。飲食店も多く、映画館もあります。蔦屋家電ではお茶をしながら本が読めます。また、町全体がバリアフリーで歩きやすいと思います。警備員も多いので安全な街だと思います。

不満：歩いている人とぶつかる

歩く動線を考えて作られている街だと思いますが、混雑していると人とぶつかります。平日は人が少ないのですが、土日は観光地になるので歩きづらいです。走り回っている子どもが多いので、老人などとぶつかって怪我をする前に親に気がついて欲しいのですが、親は大体立ち話に夢中です。ベビーカーを押しながら集団で横に並んで歩いていたりするので呆れてしまいます。スマホを見ながら歩く人もとても多いです。避けてぶつからないように追い抜いて歩いています。入り口前やエレベーターを降りた所で会話をする人達もいるので危ないです。とても迷惑しています。

40代男性（新築で購入し、現在も居住している）    

満足①：環境が良い

部屋によりますが、私の部屋の場合は眼前に多摩川が広がり、川崎側まで見渡せます。ちょっとしたパノラマです。また二子玉川は周囲に緑も多く、広大な河川敷と合わせ都会の喧騒から離れた暮らしが送れ、子供の教育にも最適だと思います。私は以前は中央区のマンションに住んでいましたが、あそことは環境も住んでいる住人のレベルも大きく差があると思います。湾岸のタワーマンションはどちらかというと地方出身の共働き世代が中心ですが、二子玉川の住人はやはりもともと城南の育ちの良い方が多い印象です。

満足②：駅施設へのアクセスが良い

もともとこのマンションは東急グループが二子玉川駅付設の大型ショッピングモール「ライズ」と直結する形で建設されたものなので、駅およびライズまで直結した歩行者専用通路があります。ですので子供でも安心して通学に利用できます。またライズには生活するうえで必要なショッピングがすべて揃っているので、雨などの天気も気にすることなくすべて簡単に手に入ります。値段的にもライズのテナントは東急ストアを含め別に高くはありません。一方で蔦屋書店やスタバなどのおしゃれ系テナントも映画館もあり、休日は家族とぶらぶらしているだけで時間がつぶせます。高給品が欲しい時には道路一本渡れば高島屋もあります。銀座と渋谷を合わせたような緑の多い街、と言えば言いすぎでしょうか。

不満①：都心へのアクセス

まあこれはメリットの裏返しなので仕方ないことなんですが、余裕のある住環境と引き換えに都心へのアクセスは悪いです。渋谷までは20分程度ですが大井町や品川あたりなら40分程度かかります。というのも、前述のように以前は中央区のマンションに住んでいたため銀座や新橋で宴会があって遅くなってもタクシー１メーターくらい、最悪歩いてでも十分帰れていたわけです。それと比べるとやっぱり距離的にも時間的にも遠さを感じてしまいます。

不満②：周辺の人口減

もう一つ気になっていることがあります。それはマンション周辺部の人口減です。世田谷は区としては2番目の広さですから仕方のない面もありますが、駅から遠い地区からどんどん人が流出し、空き家が増加しています。中には陸の孤島みたいなエリアもすでに出現しています。世田谷や目黒が高級住宅街なんてイメージは実際住んでみればまったくありませんね。二子玉川でさえ例外ではなく、駅から20分ほど歩かなければならないエリアの築古のマンションやアパートは既に空き家が目立つ状態です。実際、夜、窓から眼下を眺めると、遠くに行くほど明かりがまばらになっているのがはっきり見えます。このまま世田谷の高齢化、人口減少が続いた場合、二子玉川だけが「都心と電車でつながった都心の離れ」的に栄え続けるんでしょうか。私にはあまりそうは思えないのです。それが今感じている2つ目の不満、というより不安ですね。

満足度： ふつう

これは日本全国が該当しますが、先述のように、二子玉川の地価はいずれ下落に転じると私は考えています。日本中がそうなので、そもそも新築及びそれに近い築浅の不動産を購入すること自体、私は知人には進めません。これからは賃貸の時代でしょう。ただ、例外もあります。それは大井町や銀座新宿といった都心へのアクセスのよい湾岸地域のマンションです。ニューヨークがまさにそうですが、築古の物件であってもその利便性から一定の資産価値は保たれるはずです。これから日本の地位は確実に低下しますが、都市としての東京の価値はむしろ上がるでしょう。もしマンションを購入するならその心臓部に近い湾岸の方を勧めると思います。