知っておきたい!中古マンションの探し方・選び方【保存版】



今回は中古マンションの探し方・選び方についてお伝えします。中古マンションは新築マンションと違い、数が膨大にあります。数多くの選択肢の中から自分に合った物件関西なら西宮北口を探し出すのは、中古マンションの魅力でもありますが、探し方・選び方を間違えると希望しない物件や変な物件を購入してしまうことにもつながりかねません。ぜひ「知っておきたい!中古マンションの探し方・選び方まとめ【保存版】」を読んで後悔のない中古マンション購入を実現してくださいね。

まず内見前にマンション選びで優先するコトを整理しよう

自分の中で明確に優先順位をつけておかないと、いざ物件を見に行ってみて

「もっと広くないと微妙かなぁ」
「もっと駅からのアクセスがよければなぁ」
「近くに安いスーパーがなくて不便かも」

などとネガティブなことばかり目がいってしまうことになります。

そのため、「自分にとって何を重視し、重視しないことは何か?」を物件を選ぶ段階から決めておくことをおすすめします。
 
 

人によって重視するコトは違う

住宅購入を検討されている方から相談を受けている際に、「どのようなことを最も重視すべきか教えてください」という質問をよくいただきます。

しかし住宅を購入する理由やきっかけというのは人によって様々です。なので一概に「これです!」とアドバイスすることができません。

よく住みたい街ランキングで関東なら吉祥寺や浦安、関西なら西宮北口あたりが取り上げられますが、これもあくまで投票の結果、相対的に多くの人が住みたいと言っているだけであり、例えば実家のある町田からアクセスのいい物件を購入したいと考えている人にとっては全く役に立ちません。

そのため、「自分にとっては何が重要なのか?」を自分で考えてみることが大切なのです。
 
 

中古マンション購入時に検討しておきたいこと

このパートでは、多くの方が重視しているポイントをお伝えします。ただ先ほども申し上げた通り、最終的にはご自身で考えていただくことが重要ですので、あくまでヒントとしてご利用くださいね。

物件に関すること
  • 日当たり
  • 間取り
  • 広さ
  • 設備
  • リフォーム工事の可否
マンションに関すること
  • 周辺施設(スーパーやコンビニ)
  • 駅からの距離
  • 築年数
  • 共用施設の有無
  • 管理費や修繕積立金とその見通し
  • 資産性
近所に関すること
  • 人の雰囲気
  • ご近所付き合いの有無
地域に関すること
  • 沿線
  • 町の雰囲気
  • 教育環境
  • 公的制度

 
 

必ず「重視しないこと」を決めておく

意外と大事になのが「重視しないことを決めておく」という作業です。

いざ物件を見に行ってみるとテンションが上がってしまい、「あれもないと嫌」「これもないと嫌」という状態になりがちです。

事前に重視しないこととその理由を考えておくことで、本当に必要なもの以外のことについて、いちいち悩む必要がなくなります
 
 

考える際は全員で

また、必ず考える際は一緒に住む人全員(特に夫婦間)と一緒に考えるようにしてください。内見時に夫婦間で意見が割れるしまうことは本当に多いです。うやむやな状態で決めてしまうと、購入後も「私はこう思っていた」「だからあの時言っただろ」などと喧嘩の火種として残り続けてしまいかねません

そのため、奥さんやご主人、お子さんを主語においた上で「○○にとって住みやすい条件かどうか」を考えてみることが大切です。ご主人なら通勤時間や通勤ルートに無理がないか、奥様であれば買物の利便性、銀行や公共施設への近さ、お子さんなら保育園や学校、治安といった観点で考えてみます。
 
 

中長期的な視点でも考えてみる

マンションを探す際、どうしても「今」のことばかり考えてしまいがちですが、数年後~十数年後のこともある程度考慮する必要があります。

今お子さんが保育園に通っているなら、

  • 小学校に入ったときのアクセスはどうか?
  • 中学校に入ったときのアクセスはどうか?
  • 塾に入りたいと思ったら見つかりそうか?

というような視点で考えてみましょう。
 
 

複数の物件を実際に内見してみる

自分なりのこだわりが整理できたら、実際に複数の物件を内見してみましょう。複数の物件というのがポイントで、1件見ただけでは、その物件が他の物件と比較した際に本当にいいのか?それとももっといい物件があるのか?の判断できません。

実際に物件をいくつか見てみると、このポイントはやはり譲れない、ここはやっぱり妥協してもいいかも、など優先順位が多少変わってきます。もし不動産仲介会社に当初伝えていた要望から変更があったら、すぐに伝えるようにしましょう。

このようなプロセスを経ることで、満足のいく物件が見つかりやすくなるのです。